【映画】ゆりかごを揺らす手:感想

  • 2015/03/07 00:40
  • Category: 映画
ゆりかごを揺らす手 [DVD]
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映画「ゆりかごを揺らす手」の感想となります。
ネタバレありなので、未見の方はご注意ください。

■あらすじ
2人目の子供を妊娠中のクレア。
彼女の家族は、夫のマイケルと1人目の子供(娘)のエマ、
それと彼女の家で働いている障害者のソロモン。
家族の仲はとても良く、温かい家庭を築いていた。

ある日、クレアが検査の為に産婦人科医モットの診断を受けるが、
その時に猥褻な行為を受ける。
夫婦がモットを訴えると、他の女性たちも同様の被害を受けていたことが
発覚してニュースでも大々的に取り上げられ、モットはそのまま自殺をしてしまう。
残されたモットの妻ペイトンは家も財産も奪われ、
さらにショックのあまりにおなかの中にいた子供を流産、
子供が産めない体になってしまう。

半年後、ペイトンは素性を隠したままクレアのベビーシッターとして家族に近づくが…。


■感想
以前観た「エスター」でよく比較対象として出ていたので
気になって観ました。

「ゆりかご~」の方は最初からペイトンの正体が明かされているし、
話も時系列ごとに進んで行くのでストーリーが分かりやすいです。
その分、怖さもあまりなかったかな?
まぁ、エスターの方も演出過剰すぎて、怖くなかったのですが(笑)

クレアがモットを訴えたことで、全てを失ったペイトンは
彼女に復讐をしようと近づいてきます。
まずは子供と仲良くなり、母親を嫌うように仕向ける。
次にクレアの誕生日パーティの相談として、旦那のマイケルと仲良くなる。
こうしてクレアは家の中での居場所を段々とペイトンに奪われていく。
ただ、ペイトンは表面上は良い人を演じ、裏で工作をするので
彼女のせいで家族の仲がおかしくなっていっているのが分かりにくい。
ペイトンのやり方は物理的暴力ではなく、精神的にじわじわと
浸食するやり方なので、より恐ろしかったです(((;゜Д゜)))
それだけにラストは物理的暴力に走ってしまったのが、やや残念…。

この映画の面白いところは、視聴者の気持ちが何故か被害者のクレアではなく、
加害者のペイトンの方に寄るところですかね。
クレアはとても良い人なんだけど、警戒心がなさすぎて
「家族を守るためにもっとしっかりしろ!」と言いたくなるシーンも多いせいかな?
こう彼女の行動は視聴者を少しイラッとさせることがあるんですよねぇ。

ペイトンがクレアにやっていることは完全に逆恨みというのは分かりますが、
ペイトンの立場からすると、家も家族も失い、子供も期待できない体になり、
クレアを恨まないと生きていくことが出来なかったんじゃないかと思えて…
悪者というよりも、哀しい人物に見えました。
クレアからしたらセクハラされるわ、逆恨みされるわで堪ったもんではないですが(笑)

しかし、ペイトンも旦那が生きていて、子供が無事生まれていたら
とても良い母親になっていたんじゃないかな。
クレア夫妻もかなり良い人ですし、それがちょっとした歯車のズレでこんなことが起こる。
今まで普通に暮らしていても、いつの間にか人に恨まれ、
大事件に発展する可能性があるということなのかもしれませんねぇ。
こういう事件ってテレビの中の出来事に思えますが、意外と身近に
あるものなのかも…。

エスターのように驚愕の事実が!?といった内容はないですが、
こちらは現実的に起こりうる可能性がある分、より恐ろしい話かもしれません。
「ゆりかご」も面白かったです!
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